ドラマ「アンチヒーロー」2話感想 正義はどこに？
ドラマ「アンチヒーロー」2話見ました。
前回の事件の続きです。
緋山（岩田剛典）は、本当に犯人なのか？判決は？
前回の終わりに見つかった凶器、それは緋山のものだったけど、事件の前になくしたということで、しかもその凶器で実際に緋山が犯行をおこなったと証明できない、ということであっさり凶器の話は終わりです。
次に問題になるのが、被害者の爪の間から見つかった緋山のDNA。
それはさすがに事件前に、というわけにもいかず、どうするのかと思ったら…。
逮捕から起訴までの時間が長かったことから想像し、DNA鑑定が2回行われたのではないか、不正があったのではないか。
そんな勝手な想像で、検査を行ったお偉い大学教授と姫野検事（馬場徹）さんが疑われるわけです。
ちょっと強引、だけど、明墨（長谷川博己）弁護士の中では確信めいたものがあったのかもしれません。
まあ、ありがちということでしょうか。
実際、検査は2回行われ、データは改ざんされ、金銭のやり取りもあった。
馬場徹さんが、相関図の主要部分にいないから、おかしいなとは思っていたのですが、そういうことだったのですね。
早々に退場です。
当然ながら、この件はテレビのワイドショーなどでも大きく取り上げられ、世間を騒がせます。
そして判決は、もちろん、無罪。
緋山は無罪です。
法廷を出た所で、明墨から緋山に、何かが渡された。
おそらく、ロッカーのカギ。
それに気づいた赤峰（北村匠海）は、緋山を追いかける。
緋山は、産廃処理場で、血の付いた作業着とカバンを処分した。
ショックを受ける赤峰…。
やっぱり殺してましたか。
赤峰君は、熱血、正義感の塊で、殺人犯を無罪にするのは許せない。
明墨に、『あなたの正義はどこにあるんですか？』と詰め寄ります。
そして『自分の愛する人が殺されそうな時、自分が犯人を殺せるナイフを持っていたらどうする？』と聞かれ、『殺します』とうなだれる赤峰君。
君は好きにすればいいけど、私は自分の正義を貫く、という明墨弁護士。
お墓参りで涙を見せました。
過去にあった辛い事、監獄にいる緒形直人さんと関係があるんですね。
緒方さんの元に届いている、明墨さんからの手紙、面会を求めた手紙のようです。
何があったのか気になるけど、いずれにしても悲しい話が待っていそうで辛いですね。
