
「天智と天武-新説・日本書紀」という漫画を見つけました。
新しいといっても2012年から2016年の連載らしくて、10年以上前のものになりますね。
原案監修は園村昌弘さん。
作者は中村真理子さんです。
これが1巻の表紙で、大海人皇子(天武)です。
そしてこちらが2巻の表紙で、中大兄皇子(天智)です。
明らかに中大兄皇子の方が悪い奴で、大海人皇子の方が優しいお顔。
実際、ほぼほぼ最後の方まで、中大兄皇子は冷酷で、ひどい男。
ただ、とてもかわいそうではある。
そもそも設定がかなり特殊で。
中大兄皇子と大海人皇子は父親違いの兄弟。
大海人皇子の父親は蘇我入鹿。
中大兄が入鹿を殺したので(乙巳の変)、大海人にとって兄の中大兄は親の仇ということになる。
中大兄をたぶらかして、入鹿を殺させたのは百済の王子・豊璋(これがのちの藤原鎌足)
最初にざっとこんな説明があって、えっ???と、頭がこんがらがる💦
その後はまあ知ってる歴史をたどる感じなのだけど、最後に、聖徳太子が出てきて、またまたびっくり!
時代が違う…。
だからまあ『新説・日本書紀』なんだろうけど、歴史は勝者が作るものというが、ここまでやるか!という感じではありました。
それから、持統天皇(鸕野讚良皇女)が、父・天智に似せたのか、悪すぎる(顔が怖い)。
持統天皇は、里中満智子さんの「天上の虹」のイメージが強すぎるから、ちょっとショック。
いろいろな意味でかなり“新説”でした。